シンガポールでのインタビュー [インタビュー]

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2012/2/7 サウンドチェック @ StarWorld American Idol Party


デヴィッドはこの週末はマニラに戻っていますが、先週はシンガポールに数日滞在し、2/5にHMVでのサイン会、2/7にショーケースなどイベントを精力的にこなしました。

そのあいまに、たくさんのインタビューを受けましたので、いくつかを紹介します。
(なんせ量が多いため、かなり駆け足の訳となっていますことご了解ください。)


[ 2012/2/6 ]

xinmsn
JRforDA2012
「やあ、デヴィッド・アーチュレッタだ。ショー・ケースのためにシンガポールへ戻ってきたよ。戻ってこれてうれしい。」

連載ドラマに初めて主演したこと。
「先月はずっとフィリピンでミニ・ドラマの撮影をしてた。この土曜日に終わったとこなんだ。ぼくにとって、あのレベルの演技は初めてだったけど、すごく楽しかった。演技は初心者だけど、素晴らしかった。すごく楽しんだよ。」
「アメリカで育ったフィリピン人とのハーフの役を演じた。フィリピンに母親と住んでたけど、幼い時に火事で離ればなれになったんだ。それでアメリカ人の叔父がぼくをアメリカへ連れて帰って、ぼくは歌手になった。その後フィリピンに戻ってきて、母の思い出を追いかけながら母を探しはじめ、2人の女の子に出会って、恋におちて・・・、そんな感じだよ。」
「ぼくはよくフィリピン人だと思われるんだ。フィリピン人とのハーフね。現実の世界では、ぼくはフィリピン人じゃなくて、ヒスパニックだよ。ぼくの母が中央アメリカ出身なんだ。フィリピンの文化ってヒスパニックの文化と似てるとこが多い。だからすごくなじみやすかった。キャストや多くのひとたちに、あなたの文化ってここのに近いね~って言われた。みんなが、ここの文化はこうなんだよ、とか言うけど、え、ラテン文化でもそうだよ、って感じだった。だから、なじむのは簡単だった。」
「ぜひまたやりたいよ。はじめは乗り気じゃなくて、フィリピンのメロドラマだなんてありえないよって感じだった。でも、すっごく楽しかった。まだ完成したものを見てないけど、でもみんな、ほんと素晴らしいひとたちばかりで、自分の殻を破って演技を学べたと感じる。演技を学ぶ素晴らしい体験だった。」

モルモンのミッションに発つことについて。
「あと2か月くらいで出発する。LDS、モルモンのミッションに2年間行ってくる。」
「ぼくはほんとにそうしたいのか、すごく悩んだ。それで、行くんだと答えを出した。ぼくは音楽をやめるわけじゃない。」
(でも音楽のキャリアに影響すると思わない?)
「うん、思うよ。でも、いい意味で影響すると思うんだ。というのも、そのあいだ自分なりの方法で成長ができる。新たな経験を積むことが、ぼくに感情的な刺激をあたえると思う。音楽とは芸術であり、感情を表現するものだ。自分の心のありようが、パフォーマーとして作り出すものに影響を与える。だから、新たな体験や新たな出会い、そして人生への新たな理解が、戻ってきたあとの音楽に影響するはずだ。それから、発つ前に、可能な限りレコーディングしていく。だからぼくがいなくても、ファンのために曲をリリースする。ファンになにも残さずに去るつもりはない。そんなことはしたくない。」
「やあみんな。みんなに、ありがとうって言いたい。ここシンガポールでは楽しんでるよ。この前はサイン会でファンに会ったし、残りの滞在も楽しみだ。みんながこれまでしてくれたことすべてに感謝してる。この数年間、いつも応援してくれてありがとう。ミッションに行く決断にも理解してくれてありがとう。ほんとうにありがたかった。ミッションではがんばって働くし、帰ってきてからもがんばるよ。また歌いはじめて、みんなのために音楽を作ったりコンサートするのが待ちきれない。ありがとう。」

BlogTV.sg
JRforDA2012
「やあ、みんな。この数年間、みんなが応援してくれたこと、ぼくのためにしてくれたすべてのことにただもう、ありがとうって言いたかった。ぼくの曲を聴いてくれたこと、曲を購入してくれたこと、コンサートを見てくれたこと、コンサートやイベントに来てくれたこと、すべてにほんとに感謝してる。このさき2年間は、休止をもらってぼくはいなくなるけど、みんなには音楽を残すようにするし、必ず戻ってくるから。戻ってきて、またみんなのために音楽を始める日が待ち遠しい。だから、ほんとうにありがとう。みんながしてくれたすべてのことに、ぼくは感謝してもしきれない。みんなが、ぼくの人生を素晴らしいものに変えてくれた。だから、お礼を言いたかった。デヴィッド・アーチュレッタが、ブログTVからお届けしました。」


[ 2012/2/7 ]

TODAY
TODAYdigital

~Elevator~

今後またシンガポールに戻ってきてイベントをする予定はあるか?
「このさき2年間はべつの場所に行くから、いまのところ予定はなにもない。でもどうなるかは、戻ってきてからによる。もちろんまたアジアに戻ってきたいと思ってる。もちろんシンガポールにも。間違いなく、また戻ってくるよ。みんなが応援してくれる限りはね。ファンの応援がすべてなんだ。それが魔法を起こす。だから、ファンには感謝してるんだ。ファンが呼んでくれれば、それに応えるまでだ。そういうふうにぼくはやってきた。」

スーパースターになる前は、家ではどんなことをしてた?
「芝刈りとか・・・。10代のときはローラー・ブレードばっかりしてたなあ。もちろん音楽も。歌うのが大好きだった。あとは勉強とか、そんなのだ。いまはすっかり変わっちゃったけど。でもぼくは、いまでも同じ人間だと思うよ。」

お気に入りのディズニーのプリンセスは?
「お気に入りのディズニーのプリンセス?うーん、なんだろう?そんなこと、考えたこともないから。うーん、ポカホンタスも入る? ポカホンタスはイケてると思うよ。あはは。」

ミッションのあと自分の音楽はどう変わる?
「どうかなあ?もっと自由にやれてたらいいって思う。あるいはもっと大胆に。もっと断固として。ぼくはこうやるんだ!って。そんなふうになってたらいいな。いまはぜんぜんそうじゃないから。でも、戻ってみないとね。その時がくればいずれわかるよ。」

バレンタインデーに贈り物したことある?
「バレンタインデーに・・・? 本気で、ってのはないよ。小学校の行事かなんかで誰かにあげたことはあるかもしれないけど、でも、“ぼくのバレンタインデーの相手になってくれる?”みたいのは、ない。あはは。」

人生最大の失敗は?
「ぼくは、なにごとも失敗という見方をしないんだ。たとえ、ものごとが望んだとおりにいかなかったとしても、それはひるがえって自分のためになる。ああ失敗しちゃった、って思う瞬間があったとしても、人生において最高のできごとになることだってある。だからなにごとも、失敗だったと結論づけるべきじゃないと思う。自分に学ぼうという気持ちがあって、なにを学べるかに意識を向けている限り、成功となる。」

~Wait~

どんな経験で自分自身に対して真実であれと教えられたのか?
「育った環境が大きいと思う。ぼくの家族はそういうのを大切にした。それからぼくの信仰による。真実というのはぼくにとって大切なことで、いつもそれに敏感だった。性格なんだと思うけど、ぼくはウソが苦手なんだ。だからぼくはウソはつかない。ウソってなんかひっかかるんだ。ウソのエネルギーっていうのはなにかが違う気がして、好きじゃない。」

ミッションに行く前にいちばん最後にやることは?
「最後は、たぶんレコーディングだと思う。でも時間がないから、どの程度のことができるかわからないし、どう進めるかもまだわからない。ふつうはレコーディングって何か月もかかるものなのに時間がなくて、あと1か月くらいしかない。それどころか数週間だ。まだわからないけど、とにかくどんなものであれ、ファンのためにリリースできる曲を行く前にレコーディングできるようがんばるよ。それから、ミッションのために必要なものをそろえて荷造りして、家族と一緒に過ごす。それが優先順位かな。家族との時間を楽しむこと。このさき2年間、会えなくなるわけだから。」

最近のブログで、Nandito Akoの撮影で自分自身のことをよく知ることができたと言ったが、それはなにか?
「もっと自分自身をさらけだすことができたってこと。演じることは、感情をあらわにする必要があるんだ。自分がなにを感じてるのか、なぜそう感じるのか、それを口で説明する必要はない。ただシーンを現実味のあるものにするために、自分の内面にある本物の感情を見つけ出す必要があった。そうすることで多くのことを学んだ。いくつかのシーンでは、ふだんのぼくにはない感情を出す場面があったけど、それがどんなものであろうと、その感情を本当に自分の中に持つ必要があった。すごくおもしろい体験だった。ぼくの演技のコーチがすごく助けになってくれた。彼女は、ドラマの中でぼくが演じた役のロード・マネージャーで、彼女も女優だけど、同時にぼくの演技のコーチもしてくれて、シーンをやり通すために繊細な感情に入り込む手助けをしてくれた。」

ミッション中、使えなくて不自由すると思われるハイテク機器は?
「それはたぶんパソコンだね。だって音楽を聴いたり、姉妹たちとオンラインでしゃべったり、ファンと交流したり、いろいろ新しいことを発見したり、ぜんぶパソコンでやってたのに、もうなくなっちゃうんだ。もしかしたら1週間に1回くらいネットカフェに行って、ほんの1時間くらいだけど、家族からのメールを読んだり返信したりできるかも。でもそのくらいしかパソコンを使えないし、家族に連絡をとるためだけにパソコンを使うよ。」

いないあいだに曲をレコーディングしてリリースする予定は?
「ミッション中にレコーディングはできないけど、行く前にレコーディングする。どんなものをやれてファンのために残せるかは、今後のなりゆきによる。とにかくどこまでできるかやってみる。そしてぼくが行ったあとにリリースする。だからファンには、なにか残せる。」

ファンに最後の言葉を。
「みんなに会えなくなるのが寂しいよ。2年間だけど、すごく長い月日のように感じる。これまでの2年はあっというまだったから、このさきの2年もあっというまに過ぎると思うけど。この次の2年間でぼくは新たな経験を積んで、新たなことを学んでくる。だから、みんなとそれを分かちあえる日が待ちきれない。これまで応援してきてくれてありがとう。戻ってきてまたみんなに会えるときを楽しみにしてる。」

今夜のイベントはどんなイベントになる?
「楽しいアコースティック・コンサートになると思う。ここシンガポールのファンたちのためにまた歌えるのか楽しみ。ぼくはアコースティック・コンサートが大好きなんだ。観客とより近づけるからね。」

~Heaven~

(挿入されているパフォーマンスはこの2/7夜のStarWorldコンサートから)


Live Chat on StarHub
Part1
StarHub
「みんな、見える?あはは。やあみんな元気?来てくれてありがとう。これから30分、みんなからの質問に答えるよ。」

シンガポールの食べ物ではなにが好き?
「素朴で伝統的なものが好きだな。チキン・ライスとか。ぼくチキンもライスも好きだし、ライスに味わいがあっておいしいんだ。そう、ぼくはチキン中毒だ。」

アジアのファンとの特別な体験はなに?
「こっちに来るのはいつも楽しいよ。ぼくの振る舞いはアジア人みたいだってよく言われるんだ。だから、アジアにいると楽しいのかも。なんかとても居心地がいいんだ。アジアのファンと会うのはいつだって素晴らしい体験だよ。アメリカにいるときとはまったく違う体験だけど、すごく楽しい。」

モルモンのミッションが終わったら、またアルバムを出したりツアーをする?
「うん、まちがいなくするよ。ミッションに行く前にも、行っているあいだにきみたちに音楽を残せるよう、新たなプロジェクトに取り組んでる。だからミッションに行ってるあいだ、ぼくが実際に活動はできなくても、事前にレコーディングした曲をリリースすることができる。みんなにいい音楽が残せるよう、うまくことが進めばいいけど。」

ミッションに行ってるあいだ、曲をリリースするの?
「うん、さっきも説明したけど、いないあいだにも曲をリリースする。すべては、行く前にどこまでできるかによる。そして、帰ってきてからまた始動するよ。2年間は長いけど、見ようによっちゃ、もう4年もたつのにみんなはアメリカン・アイドルでのぼくをよく覚えてるから、それに比べれば2年なんて、その半分だもんね。戻ってからはまちがいなく、またがんばって音楽の仕事を開始するよ。でもいまは、こうすることがぼくにとって重要だったんだ。ミッションに行けるのは、今しかなかった。もし行かなかったら後悔したと思う。あとになって、行ってたらどうなってただろうって思いながら一生暮らしたくないんだ。だから、理解してくれてありがとう。まちがいなく、ぼくの人生が変わると思う。ぼくの音楽やキャリアに対する見方も変わると思う。」

どうすればそれほど歌に感情や魂を込めて歌えるの?
「わかんないけど、ぼくは他人のことをよくわかりたいと思ってる。その歌の世界が自分に経験があるなしにかかわらず、ほかのひとの思いを理解したい。だからこそ、この演技の体験もすごく楽しいものだった。自分自身は体験したことのないことであっても、だれかほかのひとになりきるのは楽しかった。」

ゴスペル・アルバムを出す予定は?
「じつはゴスペル音楽のレコーディングは、やろうかと思ってることのひとつだ。そうすれば、ぼくがいないあいだにやっていることと重なるから。だからそれが、もしできたら楽しいだろうなと思うちょっとしたプロジェクトのひとつだよ。行く前にレコーディングして、いないあいだにリリースする曲としてゴスペル・アルバムっていうのはね。そうすれば、ぼくがここにいなくても、ファンたちはぼくがやってることと繋がれる。ぼくのやってることを、ちょっとでも感じてもらえる。」

最近よく聞いている曲は?
「正直いうと、最近はほらずっとフィリピンにいたから、ジェイ・デュリアスと仕事してたときはサウスボーダーにはまってた。ずっと彼らの歌を歌ってたよ。でも、もちろんアデルが大好きだし、シヴィル・ウォーズが大好きだ。シヴィル・ウォーズはいい友人で、ふたりの音楽は素晴らしくて大好きなんだ。」

あなたはもうれっきとした俳優ね。一緒に演じてみたい俳優は?
「ぼくがれっきとした俳優かどうかはわかんないけど。俳優と呼ばれるにふさわしいずば抜けた演技の才能もないし。でも、一緒に演じてみたい俳優ってのはだれだろう。きっと、一緒に演じてもらうにぼくなんか値しないほどの俳優と一緒に演じられたらすごいんだろうな。ほら、ぼくはいつもジョニー・デップはすごいって言ってるし、ニコール・キッドマンとかとやれたらすごいだろうな。でもわかんないや。そんなことありえなくて想像すらしてみたことなかった。でも、なにが起こるかはわかんないよね。」

なにか歌って。とくにマレーシアのファンのために。
「やあ、マレーシアのファンのみんな。それから、それ以外の地域とシンガポールのみんなも。どうしようか、みんななにが聴きたいのかなあ。ディズニーの歌?ディズニーのどの歌?歌詞覚えてるかわからないけど、(スタッフに向かって)きのう、車の中でディズニーの曲がかかってたけど、あれはなんだっけ?きのうの夜、ナイト・サファリに行くとき、ラジオでディズニーの曲がかかってたじゃん。“A Whole New World”? “Somewhere Out There”? それディズニーじゃないよ。あれは・・・。よし、わかった、ディズニーね。」

~A Whole New World~
(途中、「歌詞を忘れた~」と歌ってます。)

「歌詞忘れちゃった、ごめん。ディズニーはあんまり聴いてないから。」

演技をしてみようと決断させたものはなに?
「前にも少しそういう機会があったんけど、そのときは挑戦するのが怖かった。でも最近、自分の世界が広がってきて、新しいことに挑戦する気になってきたんだ。なんでも、食べ物でもなにか活動でも、演技にしてもね。そしたら次にこの機会が訪れたんだけど、とくにタイミング的によくて、ミッションにいく直前にぴったりはまったんだ。それで、これだって思ったんだ。みんなと分かちあえるなにか新しいことだったから。どこでも見られるテレビ局ではなかったけど、でもぼくのファンならばファン・サイトに載せたりして世界中のファンが見られるってわかってたから、だからみんなと分かちあうのにいいと思った。ぼくは決していい俳優ってわけじゃないかもしれないけど、でも、きみたちみんなと分かちあいたかった。だから決めた。その価値はあったよ。やってほんとによかった。またやりたくなっちゃった。」

演じることで自分のなにを知ったか?
「演じるってことはとても感情的、表現的なもので、芸術のひとつのかたちだ。だから感情の内面に入り込む方法を見つけなくてはならない。ぼくはあまり感情の起伏が激しくないけど、ジョシュ・ブラッドリーはデヴィッド・アーチュレッタよりももっと感情が豊かなんだ。悲しみや怒りや愛についてジョシュはデヴィッドよりも激しい。だから、そういう感情に入り込む方法を模索した。驚いたことに、それが自分自身の本当の経験でなくても、自分のなかにそういう感情を本当に呼び起こすことができるんだ。それがすごく興味深かった。ドラマでジョシュ・ブラッドリーのロード・マネジャーを演じたアナ・フェレオがぼくの演技コーチだったんだけど、彼女の助けが大きかった。彼女がいてくれてよかったよ。」

ドラマではスタント・マンがいたの?バイクにはねられたり、オールでぶたれたり、男を殴ったり、手を握ったり、両手でハグしたり、のシーンで?
「あはは!じつは、いくつかのシーンでスタントマンを使った。バイクにはねられるシーンと、頭をバシッて殴られるシーンはスタントマンがやった。彼は、ほんとに血が出たりしてたいへんだった。ぼくにはその日はもっと撮影するシーンがあったから怪我するわけにいかなくて。でも、アクション・シーンをするのはすごく楽しかったよ。いっぽうロマンチックなシーンではスタントマンなし。あれはみんなぼく。」


Part2
StarHub
アメリカでドラマや映画に出る気はある?
「この経験をする前なら、ありえないって答えてた。でもフィリピンに来て、自分の殻を破って他人になりきって演技するというのがいい経験だったから、まちがいなく、やることを考えてみたいと思う。でも、まだまだ演技を学ばなくちゃならない。だから、これからも演技のクラスをとっていって新しいことに挑戦していきたいと思う。正直言って、またフィリピンに行ってあのひとたちと一緒に仕事をしたい。あそこのみんなが大好きだから。ミッションから戻ってから状況がどうなってるかによるけど、まちがいなく、もっとそういうことをやってみたいとは思っている。」

世界中を旅して食べたなかでもっともおいしかった料理は?
「ああもう、世界中にはほんとおいしいものがいっぱいなんだ。ほんとに、おいしいものだらけだ。フィリピンに、ラ・インって言う料理があるんだ。あとはインドネシア料理のナンペル(?)。どう発音するのかわかんないけど、このふたつがすごくおいしいよ。ほかには・・・。ほら、ぼくはタイ料理が大好きなんだけど、なんでかっていうと、すごくおいしいからだ。あの味わいとかスパイスの効いたとことかココナッツミルクとか、たまんないね。タイ料理最高。」

なんでファンのことをアーチエンジェルズって名づけたの?
「ぼくがその名前をつけたんじゃないよ。きみたちファンがつけたんだ。私たちアーチエンジェルズなのよ!って言われてはじめて知ったんだ。どこからそれが来たのかわからないけど、たぶんアークエンジェルと、アメリカン・アイドルでぼくが「Angels」を歌ったことから来たんじゃないかな。その頃から、ファンが自分たちのことをアーチエンジェルズって呼ぶのを耳にしだしたから。」

家が恋しい?最後に家族と話したのはいつ?
「家が恋しいよ。最後に家族と話したのはきのうだ。話ができてよかった。最近どうしてるか報告しあった。家族とは、ほかにはない特別なつながりがあるものだよね。」

ミッションのあいだも近況報告をしたり写真やビデオを見せてくれる?
「なにができるかは状況しだいだよ。行く場所によって違うんだ。だれが監督してるかによっても違う。ミッションは世界中であって、地域ごとに総長がいて、その場所によるそれぞれの規則があるんだ。だから行ってみないとわからないけど、でもカメラを忘れずに持ってって写真を撮るよ。それで手紙とかメールとかなんかしらを使ってファンに報告できるようがんばる。どのくらいの頻度でできるかわからないけど。家族にさえあんまり手紙を書く時間はないようだから。だからまずは家族と連絡する時間をとるようにするけど、それ以上の時間がとれれば、きみたちにメッセージを送る時間がとれるようがんばる。できれば写真も送ったりしたい。もちろん帰ってきたときには、ぼくが撮った写真をいっぱい見せてあげるよ。うまく撮れてさえいればだけど。」

ミッションが終わったら、ミッションの旅についての本を書く?
「どうなるか、そのときになってみないと。”Chords of Strength”パート2とか書いたらおもしろいだろうね。ミッションでのもっと個人的な経験をみんなと分かちあえたらおもしろいと思う。」

生きるうえで信条としてる言葉は?
「まちがいなく、いま信条としてるのは、自分の心に従えってこと。自分には意味が通らなくて完全に理解できないことであっても、その感覚に注意を払って、心に従うことが重要なんだ。それが、いままでの人生でぼくを導いてきたものだから。じっくりと時間をとって自分の心の声を聞くこと。つい人は、忙しい日々に流されて心の声に耳を傾けなくなるものだ。だから、自分のために時間をとって、考えてみることが重要なんだ。そうすれば、心の声を聞くことができる。陳腐なことを言うつもりはないけど、言いたかったのはそういうこと。」

あなたの挑戦しようとする姿勢に刺激をあたえているのはだれ?
「たぶんはそれは・・・。うーん・・・。(答えに窮する)答えが出てこないよ~。それはたぶん、まわりのひとびとが大きな助けになってるんだと思う。まずは、ぼくの家族。そして、友人たち。ぼくは人生においてよいお手本になるひとたちに恵まれてる。大きくなったらあの人たちみたいになりたい!って思うんだ。すごく助けてもらってる。家族の存在がすごく大きいよ。」

ファンがあなたに語ったことでもっとも思い出ぶかいことは?
「ファンからもらったいくつかの手紙で素敵なのがあったよ。個人的な体験をつづったものだったけど、よかった。個人的な内容だから、こんないい話があったよ!ってしゃべっていいものかわからないけど、素敵な話が書かれていた。ぼくに心を開いて話してくれたのがうれしかった。自分に浸るような手紙じゃなくて、その人が体験したいい話が書かれていた。そういう手紙はいいなあと思ったよ。」

きょうはシンガポールでなにをしてるの?
「きょうは、たくさんインタビューを受けたところ。きょうぼく、つぶやいたっけ?つぶやいたかどうか忘れちゃった。ごめん、けさはちょっと急いでて、というのも、起きたら、ああっ寝坊したっ!って感じで、そのあとインタビューが詰まってたから。で、じつはパフォーマンスするんだ。シンガポールのファンのためにアコースティック・コンサートをやる。すごく楽しみだよ。きょうはシンガポール最後の日だからちょっと悲しい。」

異なる言語でのレコーディングについて。
「フィリピンにいるとき、タガログ語の曲をレコーディングしたんだ。異なる言語でレコーディングするのって大好きなんだ。言葉が違うと、コミュニケーションの方法も違ってくる。その言葉をしゃべれなくても、違った感情が湧いてくる。言語が変われば、感情表現も変わるんだ。だからみんな、ラテン語はロマンチックとか言うのかも。よくわかんないけど。でも、すごくクールだよ。むずかしいし、ちゃんと言葉を理解できてるのかどうか自信はないけど、でも楽しかった。Nandito Akoを歌うのは大好きだ。すごくいい曲だし、歌うのが大好きな曲になったよ。」

なにがあってもあなたを応援し続けるファンたちにかける言葉は?
「いままでみんながかけてくれた言葉や応援に、ありがとうと言いたい。そして、これからも応援し続けてくれるっていう言葉は、ぼくにとってすごく意味がある。ぼくの決断についてたくさんのファンが悲しんだことは知ってる。それでも変わらず応援してくれる。ほんとありがとう。ぼくにとってどれほどありがたいことか、みんなにはわからないと思う。ユタのクリスマス・コンサートでアナウンスしたとき、ぼくはすごく感極まってしまって、というのも、みんながどう思うかわからなったから、ぼくにとって悩みに悩んで出したつらい決断だったから、みんなのあたたかい声援を聞いたらグッときてしまった。まったく思いもよらなかったから、すごく嬉しかったよ。フィリピンでも、ファンとの集いでファンたちが応援する歌を歌ってくれて嬉しかった。ほんとつらい決断で簡単に決められることじゃなかった。だってぼくは音楽が大好きで、これまで一生懸命やってきたのに休止することになるなんて、つらかった。音楽のキャリアを築き上げるのはたいへんなことだ。だから、すごくがんばってここまで到達したのに、休止するのはつらい。それでもぼくは行くべきだと感じたってこと、みんなにはわかってもらいたい。これに行って自分が成長し、そして学んできたことをみんなとわかちあえるのが待ちきれない。だから応援してくれてほんとうにありがとう。ぼくは戻ってくるから。」

「じゃあ、みんなに歌を歌って終わりにしようかな。なにを歌おう。ああもう、フィリピンの歌を歌いたい気分だよ。ねえ、ぼくがレコーディングしたフィリピンの歌を歌ってもいいかな?曲のタイトルは・・・、え?Good Place? そうか、Good Placeって言ってるひとがいる。それにするべき?わかったよ。」

~Good Place~

「ごめん、朝だから声が出てなくて。みんな、チャットに参加してくれてありがとう。みんなと話せたり、楽しいコメントを読めて楽しかったよ。きみたちへ捧げる歌も歌ったし。StarHubとStarWorldにはこの機会をくれたお礼を言うよ。みんな、アメリカン・アイドルのシーズン11も必ず見てね。ぼくたちをここに呼んでくれたStarWorldと StarHubでやってる。StarWorldで木曜日と金曜日に午後6時から、チャンネル501のSarHubで放送してるよ。ぼくを応援してくれたように、これからもみんなでアメリカン・アイドルを応援してね。今日このあとのパフォーマンスで、きみたちに会えるかもね。じゃあそれまで、またね。」



コメント(6) 

コメント 6

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mamichan

こんなに沢山の訳、すっかり見入ってしまいました。
シンガポールでのdavidの情報に少しばかり飢えていたので、うれしいです。
信仰のことはよくわかんないけど、もうずっと前から、こんなに若いのに考えがしっかりしていて、david自体が私もお手本にしなくては・・・と思うような存在に感じる時があるんです。まさにこのインタビューをみてそんな思いになりました。

シンガポールでのdavid、お疲れの様子・・・???
でも、サイン会だか何かに出ていく前に、なぜかウォーミングアップしていて体を動かしていたり、ナイトサファリ行ったりと、やっぱり若い男子~(って当たり前ですけど)、エネルギーはありあまってると思いました。

演技に関しては、私個人的には,davidはGleeとかいいんじゃないか~って思ってたんです。っていうか、出てほしかったなあ。
2年後でもdavidなら高校生役はやれそうですけど。
それまでGleeが続いていれば
by mamichan (2012-02-12 17:43) 

manarin

うわあ、長いながい訳をありがとうございます。
いつも「ふんふん、まあこんな事を言ってる訳だな」とアバウトな理解力の私には細かい所が分かって嬉しかったです。

単発の英会話なら大丈夫でもインタビュ
ーは(゚◇゚)??

それにしても彼は絶対に信念が揺るがない人ですね。
はたちそこそこの青年でこんな人今時いません。
彼の決定がなんであれ、その信念が物事を動かし、また引き寄せているのが目に見えて解ります。

演技はまたやるでしょうが、願わくばアジアではなくハリウッドとかで学んで欲しいです。
地元じゃ有名なフィリピン男優で終わって欲しくないと言うのが本音なんですが。キビシイですか?
韓流好きな人には申し訳ないですけど、オーバーアクションな所が似ててダメなんです。

彼の姿を追えるのも後少し。
明日はつぶやいてくれるのでしょうか。
素敵な訳を本当にありがとうございました。

by manarin (2012-02-12 19:09) 

mokk

Grayさん、長い訳をありがとうございます。デヴィッドは本当にファンの事を考えているんだなぁ~と思いながらも、あまりの変化に付いていくのがやっとです!例え役の上とは云いながらも、“恋におちて・・・”だとか”I love you"だとかの言葉をこの短期間にこんなかたちで聴くとは思わなかったし、この後、モデルもやるようだし・・・その度に〇〇教のお偉い方々の(>_<)がチラつきます(笑)。
やっと、自分の殻をやぶって羽ばたいてより多くのことを吸収しようとするデヴッド、本当の恋をしてファンをやきもきさせるのは何時の事になるのでしょう・・・。2年間の間にさらに逞しく成人して髭だらけになって(デヴィッドに限ってそれは無い?)・・・そんなデヴィッドの変わっていく姿も、是非みてたいです!

by mokk (2012-02-12 21:28) 

Gray

mamichanさん

お手本はデヴィッドのほうですよね。
ふつうはこの年頃はもっと利己的だと思うけど、
なぜにここまで達観してるの?不思議~ 

そう、HMVでサイン会に出て行く前に
ぴょんぴょん飛び跳ねるのみて、なんか遠い目になりました。
この年代って、ひと晩寝れば復活ッて感じで
もう男子はたいへんな時期なはずですから(笑)

Gleeはほとんど見たことないのでよくわかりませんが、
いまなら高校生役でも問題なしですよね。
でも、2年後はわかりませんから!
すっごいむさい男になって帰ってきたらどうしよう??(素敵すぎる~)

by Gray (2012-02-14 20:26) 

Gray

manarinさん

ずいぶん粗くて適当な訳なので間違ってたらごめんなさい。
でも喜んでいただいて嬉しいです。

デヴィッドが今後、演技を学ぶとしたら、
学ぶ場所はやっぱりハリウッドなのではないかしら~。
でも、それでハリウッドがデヴィッドを使ってくれるかは別ですけどね。
私は、デヴィッドはあくまでも歌手が本業だから歌は本国で売れて欲しいけど、
それ以外の自分の幅を広げる場ならばアジアでもどこでもいいです♪
韓流はまったく見たことがなくてわかりませんが、
たしかに日本も含めアジアは、オーバーアクションが多いかも。
でもデヴィッドは大器晩成で、いずれ行きつくところにちゃんと行く気がしてますよ。

もうすぐみんなの前から姿を消してしまうんですよね。
寂しくなります~。

by Gray (2012-02-14 20:30) 

Gray

mokkさん

このドラマを受けたのはファンのために何かを残したいという
気持からだったというのが嬉しいですよね!
そういう気持ちを知ると、デヴィッドのファンで幸せだなあと思います。

演じるときは自分の中に本当にその気持ちを持った、
と言うのでいろいろ心配にもなります。
2年ほど前のことですが、どこかでファンとの会話でデヴィッドが
「(愛情表現として)女の子の手を握るなんて、気持ち悪くて考えられない」
と言ったことがあって、「アンタまだまだ青いねえ。」と
余裕だった頃に戻りたい~

髪が伸びて無精髭づらのデヴィッド、いいと思う!

by Gray (2012-02-14 20:44) 

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