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Nandito Ako (23) [Nandito Ako]

Nandito Ako エピソード23


【病室】
カーラ:ジョシュ!?ジョシュになにがあったの?
ビリー:ジョシュは大丈夫だ。ただの脳震とうだよ。はねたのがバイクだったのが、不幸中の幸いだった。
チー:スティーブは最初から正しかったのかも、と思うことがあるのよ。フィリピンに来てから、運の悪いことばかり起こってる。

【病院の廊下】
マルガレート:気分はどう?
ホリー:まだ体がだるいわ、お母さん。化学療法なんて、やる意味あるのかって思う・・・。
マルガレート:そんなこと言わないで。あなたの命を1日でも延ばせれば、私のいたらなさをつぐなえる機会が、少しでも増やせるわ。
看護婦1:聞いた?ジョシュ・ブラッドリーがさっき、この病院に担ぎ込まれてきたって。
看護婦2:それ私も、急患担当の知り合いから聞いたわ。自動車事故ですって。
ホリー:ジョシュ?ジョシュが事故ですって・・・。お母さん、私、ジョシュに会わなくちゃ。でも、こんな姿は見られたくない。お願い、手伝ってくれる?
(マルガレート、うなづく)

【アーニャの家】
アラジン:お母さん、お姉ちゃん大丈夫かな?もうずっと、あんなだよ。
テレサ:そっとしておいてあげて。いまは、辛いときなのよ。
ボルタ:アーニャ!アーニャ!アーニャ・・・!
テレサ:なに?そんなに叫んでなにごと?
ボルタ:ねえちょっと・・・。ジョシュが・・・。
アーニャ:どうしたの、ゴッドマザー?
ボルタ:事故にあったんだって。
アーニャ:具体的に言って!
ボルタ:さっき、車にひかれたんですって。
アーニャ:それで、いまどこなの?
ボルタ:わからない。病院に運ばれたらしいわ。さあ、行きましょ!
アーニャ:全部、私のせいだわ!私がジョシュを追い払ったから!
テレサ:誰だって、こんなことは望んでなかったのよ。
アーニャ:私、病院に行かないと!ジョシュが無事かどうか確かめないと!

【病室】
カーラ:ジョシュ、息子!お願い目を覚まして・・・。お母さんを心配させないで・・・。
ホリー:おばさん・・・。
カーラ:ホリー、こんなとこでどうしたの?どうして、ジョシュのことがわかったの?
ホリー:ニュースで知ったんです。ジョシュの具合は?
カーラ:ここにいてくれる?私、先生と話をしてくるわ。
(カーラ、病室を去る)
(ホリー、めまいがする)
ジョシュ:アーニャ・・・。アーニャ・・・。
ホリー:ジョシュ・・・。
ジョシュ:ホリー・・・?
ホリー:ええ、私よ。 待ってて、いま先生を呼ぶわ。
ジョシュ:どうしてここに・・・?
ホリー:あなたの具合を見にきたの。もう、行くから。
ジョシュ:行くな。ここにいてくれ・・・。
(アーニャが病室へ向かう)
ホリー:ジョシュ、先生に知らせないと。
ジョシュ:話があるんだ。
ホリー:もし、アーニャのことなら・・・。
ジョシュ:アーニャにはふられた。 ホリー、すごく自分勝手な質問だとわかってる。でも、アーニャになにか言ったの?
ホリー:なにも。アーニャとは話してない。事故にあったのは、そのため?アーニャのせい?
ジョシュ:誰のせいでもない、自分が悪いんだ。よく注意してなかったから。
ホリー:アーニャの家から帰るとき、この事故にあったの?そうなんでしょ?
ジョシュ:そう。なんでアーニャが僕と別れたがったのか、知りたかったんだ。
ホリー:それほど、アーニャのことを愛してるの?
ジョシュ:そうだ。ほんとうにごめん、ホリー。
ホリー:謝らないで・・・。 私は、あなたの口からそれを聞きたかったんだわ。でも、ふたりを祝福する言葉はまだ私には言えない、ジョシュ。私、傷ついてるから。
ジョシュ:僕たち、いまでも友達だよね?
ホリー:そうね・・・。友達よ。
ジョシュ:ありがとう、ホリー。
(アーニャが病室のドアを開ける)
ホリー:アーニャが事故のこと聞いたら、すぐに駆けつけるはずよ。アーニャが会いに来ないでいられるわけないもの、ジョシュ。
ジョシュ:本当のところ、アーニャが僕のことをまだ愛してるのか、わからないんだ。どうしてあんな簡単に、僕のことを見限れるんだ・・・。

【病院の廊下】
ビリー:アーニャ?アーニャ!よお、ジョシュに会いに来たのか?ジョシュとは話したか?
アーニャ:私がここにいたこと、ジョシュには言わないで。
ビリー:なに?きみに会ったらジョシュは喜ぶぜ。さあ、来いよ。中に入ろう。
アーニャ:ジョシュが無事だとわかっただけで、私にはじゅうぶんなの。ビリー、お願い。私の言う通りにして。私が言えるときになったら、私から言う。だから、私が来たことはジョシュに言わないで。
ビリー:アーニャ、俺にはわからねえ。
アーニャ:私が来たことを知ったら、ジョシュが前に進めなくなる。きっと、もっと傷つく。だから、お願い。どうか約束して。ジョシュに言わないって。

【病室】
ホリー:あなたたち、話をするべきだわ。
ジョシュ:アーニャは、僕ともう話もしたくないって。
(ビリーが入ってくる)
ビリー:ホリー?
ジョシュ:やあ、兄弟。
ビリー:ジョシュ!目が覚めたのか!いつから意識が戻ってたんだ? おい兄弟。二度と、こんなことはするなよ!まったく度肝を抜かれたぜ!
ジョシュ:悪いな、ビリー。
ビリー:ところで、カーラおばさんとチーは?
ホリー:先生と話をするって、部屋を出て行ったわ。
(ホリー、めまいがする)
ジョシュ:ホリー?大丈夫か?
ホリー:大丈夫。なんでもない。
ビリー:えっと、ちょっと待ってろ。カーラおばさんを呼んでくる。
ホリー:私が代わりに呼んでくるわ。あなたがジョシュといて。私、どっちみち帰るとこだから。
ジョシュ:また来てくれる?
ホリー:(うなずく)じゃあ、行くわ。

【ホリーの病室】
(ホリーが苦しんでいる)
マルガレート:先生!どうにかして!!
医者:残念ですが、ポサダスさん。ホリーの腫瘍には放射線治療は効かないようです。我々にできることは、痛みを和らげることだけです。ホリー、大丈夫か?
マルガレート:先生!
医者:申し訳ありませんが、もう我々の手にはおえません。

【アーニャの家】
テレサ:アーニャ!アーニャ!行きましょう!もうみんな支度もすんだから、出かけましょうよ!
ボルタ:バングス!落ち込むのはもう終わり!
テレサ:だめね。ほんとに行きたくないみたい。
アラジン:僕がなかに入ったら?お姉ちゃんを元気にしてあげるよ!
テレサ:お姉ちゃんには、ひとりの時間が必要なのよ。いまは、そっとしておいてあげよう。いつか乗り越えて、元気になるわ。
ボルタ:いまは、落ち込んじゃってるのよ。

【病院の廊下】
ジョシュ:ホリー。
(手品で花を出す)
ホリー:ありがとう、ジョシュ。
(写真に撮られる)

【アーニャの家】
アーニャ:お母さん、なに見てるの?ゴッドマザー、見せて!
ボルタ:なんでもないわよ!
(新聞にジョシュとホリーの写真)

【アーニャの家】
アーニャ:よかったわ。ふたりはお似合いだもの。
ボルタ:本気?
アーニャ:私、中に入ってる、お母さん。修理を手伝ってくれるなら、一緒に来て。
ボルタ:嫉妬してるわね。
テレサ:ほんと、これを見て誰かさんは、たしかに嫉妬してるようね・・・。

【ホテルの部屋】
カーラ:息子!そんなことしてたらぶり返すわよ。休んでなさいったら。
ジョシュ:大丈夫だよ、お母さん。心配しないで。
カーラ:もう、あなたったら!
(新聞を手にチーが入ってくる)
チー:ジョシュ!
ビリー:おいチー、またなにかあるのか?
チー:ええ、また噂よ!これは本当なの、ジョシュ?ホリーに求愛してるって?
ジョシュ:してないよ!
チー:でも・・・、なにかあるんじゃない?
カーラ:ホリーに気持ちが傾いたの?
ジョシュ:ホリーはただの友達だよ。アーニャがいなかったときに、僕のそばにいてくれただけだ。

【ホリーの家】
マルガーレート:娘よ・・・。痛むの?
ホリー:ううん、お母さん。ただ、手が震えただけ。
マルガレート:病院へ連れていくわ。
ホリー:いや。あんなとこで死にたくないの。
マルガレート:そんなこと言わないで。

【ホテルの部屋】
ビリー:で、ホリーに求愛するつもりなのか?
カーラ:ジョシュ?
ジョシュ:ホリーは大切な友達なんだ!僕たちがどうなるかなんて、まだわからないよ。
チー:はっきりさせるべきよ。そうじゃないと、ホリーをぬか喜びさせるだけだわ。
カーラ:チーの言う通りよ。それに、もし本当にアーニャを愛してるなら、彼女を忘れるためにホリーに寄り掛かかったりすべきじゃない。
(ジョシュ、ホリーに電話を掛ける)
ホリー:もしもし、ジョシュ?
ジョシュ:もしもし、ホリー?今日、会える?
ホリー:いま?いいわよ。じゃ、あとでね。
マルガレート:ねえあなた、出かけるなんて無理よ。
ホリー:お母さん、お願い。私がまだ行けるうちに行かせて・・・。
マルガレート:もう、けりはつけたの?アーニャとは話した?
ホリー:まだ・・・。でも、もうじき、お母さん・・・。私がまだ、勇気を奮い起こせるうちに・・・。
マルガレート:なんの勇気?
ホリー:私も間違いを犯したと、認めること・・・。

【アーニャの家】
(マルガレートがノックする)
アーニャ:ポサダスさん?
テレサ:なんの用?!
マルガレート:ケンカしに来たんじゃないわ。
テレサ:じゃあ、なんなの?私の娘はもう、あなたになんの迷惑もかけていないけど?!
マルガレート:私の娘を弁護するために来たの。
テレサ:それで、なんで私たちが、あんたの願いを聞かなくちゃならないわけ!? 私たちに、あんなことをしたくせに!
マルガレート:私の娘は病気なの。重病なのよ。
アーニャ:知ってます。お母さんにも話したわ。
マルガレート:誰が話したの?いつ?
アーニャ:ヤヤ・ロサです。ホリーが病院に運ばれたと聞いたとき、私、病院に行ったんです。
マルガレート:ジョシュとホリーがいま仲良くしてるのは、そのせい?ジョシュに、ホリーの病気のことを話したの?
アーニャ:(首をふる)
テレサ:でも、この子はジョシュと別れたのよ!ホリーのために!誰もが、あなたが思ってるように、むやみにひとのものを欲しがるわけじゃないの!
アーニャ:お母さん、もういいわ。ジョシュには何も言ってません。いまのジョシュとホリーの関係がどうであれ、ジョシュがホリーと付き合っているのは、本心からに違いないです。ホリーの病状を哀れんでいるのではなくて。
マルガレート:・・・。
アーニャ:ホリーの具合はどうですか?
マルガレート:とても苦しんでるわ。でも、まだ病気と闘っている。それでも、いまホリーは幸せなの。ジョシュがあの子を幸せな気分にしてくれてる。いま、あのふたりが一緒にいるのが、あなたのおかげだってことがわかった。どうもありがとう、アーニャ。あなたもよ、テレサ。ありがとう。もう行くわ。

【ホテル】
ジョシュ:きみにこれを。
ホリー:なあに、それ?
ジョシュ:チャリティ・コンサートのチケットだ。もしよかったら、お母さんとヤヤ・ロサと一緒に来て。
ホリー:ありがとう、ジョシュ。いまは持ってて。たぶんあとでもらうわ、いい?私、どこかに置き忘れちゃうかもしれないから。
ジョシュ:わかったよ。
ホリー:もうすぐ、あなたは行っちゃうのね。
ジョシュ:うん、コンサートの翌日に。
ホリー:じゃ、もうすぐね。アーニャとは話しをした?
ジョシュ:まだだ。たぶん、また戻ってきたときに。
ホリー:急いで戻ってきてね、いい?
ジョシュ:どうして?
ホリー:私、いなくなるかもしれないから。
ジョシュ:どういう意味?
ホリー:うーんと・・・、お母さんと私、ニュー・ヨークに行くの。お姉さんに会いに行くのよ。
ジョシュ:大丈夫、僕は戻ってくるから。

【ホテルの噴水】
アーニャ:お願いです。私が前に進んでいけますように・・・。(コインを投げ入れる)
ジョシュ:ここで、僕はお母さんとはぐれたんだ。
ホリー:ほんと?
ジョシュ:そう。 その同じ夜に、僕の命を救ってくれた女の子に会った。
アーニャ:お願いです。ホリーの病気が良くなりますように・・・。(コインを投げ入れる)
ジョシュ:その子が、これの片割れを持ってるんだ。
ホリー:その場所に行ける?
ジョシュ:どうして?
ホリー:ただ、ちょっと見てみたいのよ。
アーニャ:お願いです。ジョシュとホリーが仲良く、幸せでいられますように・・・。(コインを投げ入れる)



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