Nandito Ako (12) [Nandito Ako]

Nandito Ako エピソード12


【事務所】
ビリー:スティーブ叔父さんが、こんな策略にひっかかるかねえ?
チー:ともかく、やってみるしかないわ。なにも報告することがないんじゃ、私たち、火あぶりにされちゃうもの。(女性に向かって) お嬢さん、なにをすべきか、わかってるわよね?
ビリー:俺が教えたこと、ちゃんとやれよ、いいか?
チー:いったい何を教えたの?
ビリー:キラキラな瞳で落とすワザだよ。
(スティーブが入ってくる)
チー:スティーブ!
ビリー:おお、スティーブ叔父さん!さあ、パーティしようぜ!お祝いだ!
スティーブ:なにか、祝うようなことでもあるのか?
チー:忘れたの?私の誕生日よお!
スティーブ:ごまかすんじゃない、おまえの誕生日は11月だ。さあ、チー、聞かせてくれ。今日のいいニュースはなんだ?
チー:あなたにすっごく会いたいっていう友だちを連れてきたの。
スティーブ:俺が関心があるのは、ニュースだけだ。ほかのことはいらん。
チー:(女性に)えーと、ソファにかけて、なにか食べてて。(新聞を手に)ニュースが知りたいのね。ほら、これよ。いいニュースと、悪いニュース!お好きな方を選んだら?
スティーブ:なに言ってる。(新聞に、ジョシュとホリーの写真が載っている)これが、ジョシュとのデートに選ばれた子か?
チー:その通りよ。
スティーブ:この子を話をしたい。この子が、甥っ子を見つける手掛かりになるかもしれん。

【アーニャの家】
アーニャ:もうホリー!いったいなにがあったの?なんで電話に出ないの?
テレサ:ジョシュ!さあさあ、朝ごはんよ~!これ好き?
ジョシュ:うん!
テレサ:さあ、これも!どんどん食べてね~!
アーニャ:お母さん?なんだってこんなにたくさん食べ物があるの?なんかのお祭り?これだけの食料買うお金はどうしたのよ?
テレサ:だって、ソテーしたカンコンだけじゃあ、お客さんに失礼だもの。だから、お金を借りたのよ。
アーニャ:え!また借金したの?これまでの借金だって返せてないのに、また借りたの?!
テレサ:はいはい、座りなさい。私がなんとかするから。余計なことは考えないで、食べなさい!
アラジン:そうだよ、お姉ちゃん!こんなことめったにないんだ、深く考えちゃダメ!
テレサ:さあ、子どもたち!食べなさい!これおいしいのよ~。私が作ったんだから!
(突然外から叫び声)
近所の人:火事だ!火事だ!みんな、火事だ!!!
テレサ:アーニャ、早く!荷物を運び出して!!
(ジョシュの脳裏に火事の情景が甦る)

近所の人:チッ!いたずらの通報だってさ!火事なんかじゃないって!
テレサ:もう、いたずらなんて誰がやったんだい!?そいつの舌を切り取ってやるわ!
アラジン:お兄ちゃん!お兄ちゃん!お兄ちゃん!大丈夫?
ジョシュ:ああ、僕は平気だよ!
(ジョシュとアーニャ、見つめあう)

【ホリーの家】
ヤヤ:ホリー、もうお母さまがいらっしゃるわ。部屋にお戻りなさい。早く!
(マルガレートが現れる)
ホリー:お母さん、ごめんなさい。トイレに行くのに部屋を出ただけなの。
ヤヤ:奥さま、その通りなんです。
マルガレート:いいのよ。洋服を着なさい、出かけるわよ。
ホリー:私たち、どこかへ行くの?
マルガレート:あなたと一緒に過ごしたいの。
ホリー:お母さんのあのお気に入りのレストランでお食事するの?
マルガレート:アローナさんのとこに行くのよ。アローナさんが準備してることがあるの。

【アーニャの家】
ボルタ:テレサ!私の親友!ああもう、大変だったわ!あのいたずら通報のせいで、私ったらあのヘアサロンごと持ち出すとこだったのよ!テンション上がったわあ~!
テレサ:ほら、あなたちょっと休んだほうがいいんじゃない?家に戻ったらどう?万が一、本当の火事だったら困るでしょ?あなたなら、ヘアサロン全部持って逃げるくらいのエネルギー、じゅうぶんあるでしょ!
ボルタ:火事でずいぶんと興奮してるようね?
アーニャ:ねえゴッド・マザー、そうよ、お母さんの言う通り!ここは美容のためゆっくり休んで、気を明るく持つのよ~。
ボルタ:あんたたちふたり、なんか隠してるんでしょ?え!?
テレサ:いったいなんの話?ただ、休んだらどうですか、って言ってるだけでしょ?
ボルタ:そんなの信じないわ!私に隠しごとできると思ったら、大間違いよ!テレサ!あんた、不治の病かなんかなんじゃないの?それか、また恋人ができたとか?他人から私の耳に入るまえに、さっさと白状なさい!私にまず言わないなんて、怒るわよ!
(ジョシュが入ってくる)
ジョシュ:おっと、ごめん。なんか邪魔した?
ボルタ:ああああああああああ!!!(気絶する)

【ホリーの家】
ホリー:お母さん、私たち、ふたりで過ごせるんだと思った。
マルガレート:私たち、一緒に食事するの。それでじゅうぶんじゃない?それに、あなたが小さかった頃のお友だちのアイヴァンも来るの。覚えてるでしょ?
ホリー:お母さんは、ほんとうに私と一緒にいたいの?それとも、アローナさんの息子と私を一緒にいさせたいだけ?
マルガレート:それのどこが悪いの?
ホリー:お母さんが私と一緒にいたいと思ったなんて、一瞬でも信じた私がバカだった。ねえいったい、私は誰なの?私はお姉さんとは違うのよ。
マルガレート:だまりなさい!悲劇の主人公ぶるのはおやめ!さっさと着替えなさい!
ホリー:私は行かない!お母さんの友だちと仲良しごっこするようなヒマはないもの!
マルガレート:あなたの気持ちなんて関係ないのよ。一緒に来なさい。着替えなさい!(ホリー、去ろうとする) 私の忍耐を試す気!?さっさと着替えなさい!(ホリー、立ち去る) ホリー!戻ってきなさい!!

【アーニャの家】
アーニャ:ゴッド・マザー・ボルタ、お願い、このことは秘密にするって約束して?いい?ジョシュがここにいること、誰にも知られるわけにいかないの。
ボルタ:もちろんよ。あなたのゴッド・マザーをなんだと思ってるの?うわさ好き?でもねえ、ゴッド・チャイルド、私は、あんたはジョシュ・ブラッドリーと一緒になる運命だってほんとうに感じるの!!
アーニャ:やめてよ~!
ボルタ:なんでだか教えてあげる。想像してみて。あんたは、あのジョシュとのデートをあきらめたわよね。なのに結局、一緒に家まで来るはめになったのよ!でしょう!?
アーニャ:違うよ~。ジョシュを預かるよう、ホリーに依頼されたからよ。
ボルタ:預かる?ジョシュはなんなの?カバンかなにか? いい、これが私の怖いもの知らずな予言。あんたのほうがジョシュにふさわしい。どう?
アーニャ:あなたは目がくらんでるだけ!もちろん、ジョシュはスターだし、有名なひとよ。でも、そんなの私にはどうでもいいの。もしいつか、一緒になれるひとがいるとしたら、それは・・・、あくまでも、もしそんなひとがいるなら、ってことよ、いい? 私は、頼れる男性がいいの。ほら、私を救ってくれるような人よ。私が救うんじゃなくて。
ボルタ:ごもっとも!せいぜいがんばって!スーパーマンをボーイフレンドにするがいいわ!あんたってば、ありえない!!
アーニャ:そうじゃなくてえ・・・、ほら、前にも言ったけど。火事の時のあの男の子、私を救ってくれたあの子・・・。
ボルタ:もう、やめてよ!
アーニャ:もし、誰かを愛するなら、あの男の子しかいないの。あの子が、私の運命なの。
ボルタ:ああ、もう!!あんたってば、まったく救いようがないわね!なんでだかわかる?あの火事は、1万年も前のできごとなのよ!その男の子は、あんたを救った思い出なんかとっくに忘れ去ってるわ!だから、お願いお嬢さん、そんなの忘れてちょうだいな!ほかの人に目を向けて!ほかにもたくさん、いい人はいるわ。ほら、あそこにひとり、あっちにもひとり・・・。

【家の中】
アラジン:お兄ちゃん、だいじょうぶ?
ジョシュ:もちろん、だいじょうぶだよ。どうして聞くの?
アラジン:ほんとに?だって、さっきの火事の騒ぎのあいだ、ショック受けてたみたいだったから。
ジョシュ:ただ、お母さんを思い出してただけなんだ。僕たちは、火事で離ればなれになったから。(ポケットから時計のベルトを取り出す)
アラジン:これ、どうしたの?お兄ちゃんが子どものころの時計?

【ホリーの家】
(スティーブたちが警察と共に訪れる)
警察:エピファニア・ディオニシオか?
ホリー:え?
警察:ちょっといいか?ジョシュ・ブラッドリーのことについて、質問があるのだが。

【ホリーの家】
マルガレート:いったいなにごと?
スティーブ:俺の甥っ子が、コンサート後に行方不明になったんだ。彼の居場所を見つけるために、話を聞きにきた。
マルガレート:居場所なんて知らないわ。
スティーブ:ジョシュ・ブラッドリーとのデートのコンテストに、あんたの娘が選ばれたんだ。この子が、コンサート前にジョシュに会った最後の人物だ。
マルガレート:勉強に集中しなさい、って言わなかった?こんなくだらないバカげた話、ないわ!
スティーブ:おい!俺の甥っ子はくだらなくなんかない。彼は国際的な人気歌手だ。チー、新聞を見せてやれ。
チー:スティーブ、この子がなにかを知ってるとは思えないわ。もう行きましょう。

【アーニャの家】
ジョシュ:この時計は、お母さんがいちばん最後にくれた贈り物なんだ。火事が起こる前の夜にくれた。これが、唯一残ってるものだ。
アラジン:ほんと?さびしいね・・・。なんで壊れてるの?
ジョシュ:火事から逃げようとしてバルコニーから落ちそうになったとき、壊れちゃったんだ。
アラジン:そうなんだ~。
(ジョシュ時計をしまう。アーニャが入ってくる)
アラジン:どうしたの、お姉ちゃん?
アーニャ:ホリーの家までジョシュを連れてく。もうここには泊まれないから。もし誰かに見られたら、もっと危険だもの。そもそも、ひと晩だけって約束だったんだし。それに、私たち、うまくやってけないしね。だから、あなたにとっても、私にとっても、ホリーのとこに行った方がいい・・・。
ジョシュ:わかるよ。
アーニャ:もうすぐしたら、出かけよう。
アラジン:でも、お姉ちゃん、ぼくとお母さんはジョシュお兄ちゃんがここにいても構わないよ。
アーニャ:ちょっと!あんたいつから、ひとの問題に顔をつっこむようになったの?そんなことよくないの。それにどっちみち、ジョシュはお母さんを探すため、もう行かなくちゃならないんだから。
アラジン:でも~。
アーニャ:しつこくしないの!
ジョシュ:そんなにがっかりすんな。こっちへおいで!また会いに戻ってくるよ。
アラジン:約束する?

【ホリーの家】
スティーブ:いいか、よく聞け!ジョシュ・ブラッドリーがどこにいるか言うんだ。さもないと、刑務所へ送るぞ!
ホリー:私は知らないわ!
マルガレート:ちょっと!娘から手を放しなさい!そうしないと告訴するわよ!私たちは法律に無知じゃないんだから!こっちこそ、あんたを告訴する申し立てしてやるわ。嫌がらせの罪で訴えることだってできるのよ!
警察:奥さん、我々はただ、娘さんにいくつか質問したいだけです。
マルガレート:娘に質問したいのなら、私の家の中でなさい!娘を警察なんかには連れていけないわよ!この男にそう言いなさい、さもなくば、この男を逮捕させるから!
チー:スティーブ、ここは冷静になったほうがいい。警察に話をさせましょう。
スティーブ:わかった。でも、この娘がなにかを隠してるのを感じるんだ。おまえのことは見張ってるからな。
チー:スティーブ、そう感じるだけじゃ、告発できないのよ。証拠もないのに。さあ行きましょう!
スティーブ:わかったよ。

【アーニャの近所】
アーニャ:ジョシュ、私まだやらなくちゃならないことがいっぱいあるの。早く行こう!
ジョシュ:(路上でバスケをしている人たちを見て) アーニャ、待って!ちょっといい?これ持ってて。(バスケの輪に入って) おい、一緒にやっていいか?
友人:この人、アーニャのボーイフレンド?
アーニャ:まさか!友だちのボーイフレンドよ。
友人:うそばっか!じゃあなんで、アーニャと一緒なのよ?恥ずかしがらなくてもいいのに!ボーイフレンドがいたっていいじゃん!
(ジョシュ転倒してサングラスがはずれる)
友人:ちょっとちょっとちょっと!!この人、ジョシュじゃない?ジョシュ・ブラッドリーよ!!
友人たち:あの有名な歌手のか??
アーニャ:ジョシュ、行こう!!

【ホリーの家】
警察:お嬢さん、最後にジョシュ・ブラッドリーに会ったのはいつです?
ホリー:きのうです。でも、長くはいませんでした。彼は、すぐにここを出て行きました。
警察:どこへ行くとか、なにか言っていませんでしたか?
ホリー:いいえ。
警察:お嬢さん、ミスター・ブラッドリーの訴えは、かなり深刻なのですよ。彼は、あなたを誘拐の罪で告発しようとしています。決して軽い事件ではありません。
マルガレート:はあ?誘拐ですって?私の娘が誘拐犯のように見える?
スティーブ:甥っ子はどこにいる!さっさと話したほうが身のためだぞ!!
ホリー:どこにいるか、ほんとに知らないんです!(ホリーを頭痛が襲う)あああ!!!
スティーブ:どうした?いったいなにがあったんだ!
マルガレート:医者を呼んで!ホリー!!

【路地】
アーニャ:みんなあんたのせいよ!あんたを守ろうと、私はあらゆる手を尽くしてるのに!見てよ!それもこれも、あんたの軽はずみのせい!大騒ぎになるとこだったわ!あんたって、そういう人なの?他人に無頓着な人間?
ジョシュ:悪かったよ!あの少年たちとのバスケに、ちょっと熱中しちゃっただけなんだ!問題を起こすつもりなんかなかったんだよ!
アーニャ:いい?あんたに会ってからと言うもの、あんたは、ごめんごめん、って謝ってばかり!ジョシュじゃなくて、ゴメン・ブラッドリーって名前がふさわしいんじゃないの?! なんて勝手なヤツ!!他人への敬意のかけらもない!!あんたは自分が好きなことだけやって、ひとの話を聞こうともしないんだ!!
ジョシュ:きみに僕を批判する権利なんかない。僕のこと、よく知りもしないくせに!ただ、また子どもに戻って楽しんでみたかっただけなんだ!僕は、多くのことをやり逃してきた。急いで大人にならなくちゃならなかった。楽しい思い出なんて、僕にはほとんどない! でも、きみの言う通りなんだろうよ!さっさと叔父さんのとこに戻って、みんなを面倒ごとにひきずり込むのなんか、やめたほうがいいんだ!
アーニャ:ジョシュ!待ってよ!

【ホリーの家】
医者:まあ、だいじょうぶでしょう。でも念のため、検査を受けるようにしてください。
ホリー:先生、ただの疲れだと思う。極度の緊張もあったのかも。だから、あんなに激しい頭痛が起きたんだわ。
医者:だからこそ、検査しないと。私の病院まで診察に来るように。
マルガレート:わかりました、先生。ありがとうございます。(ホリーに向かって)みんな自分が蒔いた種だからね。あんたの悪ふざけが過ぎるから、こんなことになるんだ!もし、あの誘拐事件が表ざたになったりしたら、うちの事業が打撃をうけるわ!
ホリー:お母さん、私に罪を着せるような証拠はなにもないのよ。それに、もし私が刑務所に行くようなことがあっても、お母さんの足を引っ張るようなことはしないから、心配しないで。
マルガレート:私の足を引っ張るようなことはしないって、どういう意味?もうすでに、私も関係してるのよ!私の友人がこのことを知ったら、なんて言うか!私は今年の「最高の母親」賞をとったこと、知ってるでしょ?!もう、みっともないったらありゃしない!もっと頭を使いなさい!!

【事務所】
ビリー:チー、スティーブ叔父さんは、ホリーを誘拐の罪で告発はできない。あの子はなにもしていない。この問題にはなんの関与もしてないよ。
チー:ビリー、あなた、なにか隠してるの?
ビリー:あの日、ジョシュを行かせたのは、俺なんだ。
チー:なんで、今頃になって言うのよ!?どうしてジョシュを行かせたの?
ビリー:あっという間だったんだ。あいつは、お母さんを探すのに必死だった。それで、俺に助けを求めたんだ。俺の助けだぞ!ほかに、どうすればよかったんだ!? あいつを、助けるしかなかった。でも、誰かが面倒なことに巻き込まれるはめになるなんて、思ってもみなかった。だから、うしろめたくて。
(スティーブが入ってくる)
チー:スティーブ、ホリーを誘拐で告発なんてすべきじゃないと思う。
スティーブ:わかってる。
チー:問題を複雑にするだけだもの。
スティーブ:もっといい考えがある。私立探偵を雇うんだ。

【ホリーの家】
マルガレート:いいこと?家の中にずっといなさい。外に出てはいけません。絶対に、私のいいつけを破ってはなりませんよ!
ヤヤ:さあ、お休みなさいな。
ホリー:ヤヤ、お願いがあるの。
ヤヤ:なんです?
ホリー:アーニャに電話してほしいの。私を待ってるはずだから。今日、ジョシュを迎えに行くって約束したの。

【アーニャの近所】
アーニャ:ジョシュ、お願い、待って!ジョシュ・・。さっき言ったこと、ごめんなさい。
ジョシュ:いいんだ。僕も悪かったんだ。もう、水に流そう。
アーニャ:でも・・・、ジョシュは、お母さんとどんなふうに生き別れになっちゃったの?
ジョシュ:火事でだよ。
アーニャ:火事?
ジョシュ:そうだ。どうして?
(アーニャ、火事を思い出している)
ジョシュ:アーニャ、どうした?
アーニャ:あのね、私も、火事で・・・・。(携帯が鳴る)待って、電話が鳴ってる。ホリーに違いないわ。もしもし?
ヤヤ:アーニャですか?
アーニャ:はい。どなたですか?
ヤヤ:私はヤヤ・ロサです。ホリーの乳母です。ホリーに頼まれて電話してるんです。
アーニャ:ヤヤ、ホリーはどこ?
ヤヤ:えーと、ホリーは外に出られないんです。お母さまが、厳しく見張っていらっしゃって。それで、ジョシュをこの家に連れて来てはいけない、って知らせたかったのです。スティーブという男のひとが、この家にまで来たんです。
アーニャ:なんで、そんなことになったの?
ヤヤ:調べて、ホリーまでたどり着いたんです。それで、ジョシュの居場所を聞いてました。でもあの子は、なにも言いませんでした。あの人たちは、ホリーを誘拐の罪で刑務所に入れようとすらしてるんですよ。マルガレート奥さまが対決してくれたから、よかったですけど。
アーニャ:ウソでしょ・・・、そんなことに・・。ホリーはどうしてますか?
マルガレート:誰と話してるの?
アーニャ:もしもし?もしもし?ヤヤ・ロサ?


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